感染症情報
感染症について
様々な感染症について、予防と対策をお知らせします。
1.インフルエンザ
インフルエンザは、のどの痛みや鼻汁、くしゃみ、咳など普通の風邪にみられる症状に加え、38度以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛などの全身症状が出現します。
また、子どもや高齢者は、脳症や肺炎を合併することもありますので、注意が必要です。
2.感染性胃腸炎
感染性胃腸炎は、主に冬季に増加し、抵抗力の弱い乳幼児や高齢者などは重症化することもあるため注意が必要です。
この感染症は、主な原因がノロウイルスで、特別な治療法がなく、日頃の手洗いなどの予防対策が重要であるため、予防対策の徹底をお願いします。
3.SFTS(重症熱性血小板減少症候群)
ウイルスを保有しているマダニに咬まれた後などに、6日から2週間程度の潜伏期間を経て、主に発熱、消化器症状(食欲低下、嘔気、嘔吐、下痢、腹痛)が出現します。
時に頭痛、筋肉痛、神経症状(意識障害、けいれん、昏睡)、リンパ節腫脹、呼吸器症状(咳など)、出血症状(紫斑、下血)を起こし、死に至ることもあります。
この感染症は、マダニに咬まれないようにすることが最も重要な感染予防対策です。
草むらや藪など、マダニが生息する場所に入る場合には、長袖、長ズボン、足を完全に覆う靴を着用して肌の露出を少なくしましょう。
4.新型コロナウイルス感染症
新型コロナウイルス感染症では、発熱や咳など通常の風邪やインフルエンザとの区別が困難な症状が多いとされています。多くは軽症ですが、一部重症化することもあり、改善無く持続悪化する場合は注意が必要です。
また、高齢者や基礎疾患を有する方なども重症化する恐れがありますので、注意が必要です。
5.その他の感染症
その他の感染症については県のHPをご確認ください
エイズ・性感染症
エイズについての正しい理解が、予防への第一歩!
HIV 感染者やエイズ患者に対する偏見の解消だけでなく、自分自身の感染予防のためにも、 エイズに関する正しい知識は大切です。
保健所での無料匿名検査
エイズや性感染症に関する相談や抗体検査は、最寄りの保健所で無料匿名で受け付けています。
不安や疑問を感じたら、気軽に下記の保健所にご相談ください。
(検査項目)HIV、梅毒、クラミジア、淋菌、B型肝炎、C型肝炎、HTLV-1
県保健所
夜間のエイズ・性感染症相談・検査が延岡保健所・都城保健所で受けられます。
- 中央保健所
- 0985-27-7800(専用電話)
- 日南保健所
- 0987-31-0888(専用電話)
- 都城保健所
- 0986-26-7830(専用電話)
- 小林保健所
- 0984-23-3118
- 高鍋保健所
- 0983-22-1330
- 日向保健所
- 0982-52-5101
- 延岡保健所
- 0982-22-9981(専用電話)
- 高千穂保健所
- 0982-72-2168
市保健所
- 宮崎市保健所
- 0985-23-7333(専用電話)
※詳しい情報は、宮崎市保健所のホームページをご覧ください。
肝炎
ウイルス性肝炎重症化予防事業について
ウイルス性肝炎は適切な治療を受けることで重症化予防が可能な疾患ですが、陽性者の多くが医療機関を受診していない現状があるため、陽性者に対する検査費用の助成やフォローアップを行なうことにより早期治療につなげ、ウイルス性肝炎患者等の重症化予防を図ることを目的に、本県では標記の事業を行っております。
肝炎治療費助成事業について
宮崎県では、インターフェロン治療、インターフェロンフリー治療及び核酸アナログ製剤治療による医療費の一部助成を行っています。
宮崎県肝疾患診療ネットワークについて
ウイルス性肝炎をはじめとする肝疾患について、検査から治療まで一貫した連携体制を構築し、医療機関および患者さんの支援をしていくことを目的としています。