介護予防
介護予防とは
心身の機能をできるだけ維持し、介護が必要な状態になることを未然に防ぐこと、または介護が必要となった時もその状態の軽減若しくは悪化を防止することを言います。
例えば、歩かずにいると足の筋肉が衰えるように、高齢になって、日常生活の活動量が少なくなると、全身の機能が衰えてきます。衰えるのは体だけではありません。記憶や判断といった能力も、使わなければ低下します。
介護予防では、お一人お一人の使わないことによって衰えてきた機能に着目し、そこを強化することによって、あきらめていたことに再び取り組めるよう、お手伝いします。
介護予防の効果
介護予防により期待できる効果は下記のとおりです。
期待できる効果一覧
運動器の機能向上 | 運動することにより、身体の機能を保ち、自立した生活ができます |
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栄養改善 | 栄養のバランスを考え、適度なカロリーをとることで、身体の機能や健康を保ちます |
口腔機能の向上 | 口の中をケアすることで、誤嚥(ごえん)性肺炎、虫歯、歯周病などを防ぎ、 健康な食生活につなげます |
認知症予防・支援 | 認知症についての情報を知り、活動性を高めた生活を送ることで、 心身ともに健康な生活につなげます |
閉じこもり予防・支援 | 地域の活動などに参加して仲間作りなどをすることで、 心身ともに健康な生活につなげます |
うつ予防・支援 | 個別相談や訪問支援によって早期に対応することで、 心身の健康のバランスを保ちます |
お住まいの地域によって様々な介護予防事業が行われています。事業内容や回数等様々ですので、各市町村窓口や各地域包括支援センターにご相談してみてください。
市町村の取組